γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)は、グルタチオンを分解する酵素である。京都大学・大阪市立大学の共同研究で開発されたナールスゲンは、GGTの阻害剤で、グルタチオンの分解を抑制し、酸化ストレスを軽減するとともに、皮膚線維芽細胞のコラーゲン、エラスチン、HSP47の産生亢進を促す。表皮角化細胞におけるグルタチオン量を増やす働きや、皮膚のバリア機能を向上させるユニークな活性についての最新の結果も発表する。
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